コンパクトなF Oneアクティブ・サブウーファーは、低域パフォーマンスの拡張/コントロールをどんな空間や内装にも溶け込む美しいデザインで実現します
F Oneアクティブ・サブウーファー

SPL
100 dB

周波数特性
35 Hz - 85 Hz (-6dB)

寸法
H 251 x W 305 x D 305 mm
コンパクトなF Oneアクティブ・サブウーファーは、低域パフォーマンスの拡張/コントロールをどんな空間や内装にも溶け込む美しいデザインで実現します
SPL
100 dB
周波数特性
35 Hz - 85 Hz (-6dB)
寸法
H 251 x W 305 x D 305 mm
クリアさと正確な低域再現において、Genelecサブウーファーに勝るものはありません。F Oneは35 Hzまでの低域周波数を、SPLに関わらず超低歪みで再現します。内蔵の室内特性コントロールとベース・マネージメントにより、お使いのシステムを設置環境に応じて正確に調整します。サブウーファーが低域を担うことで、メイン・スピーカーはその他の周波数スペクトルにパフォーマンスをフォーカスできるのも利点です。
新たにアップグレードされたF Oneには、アナログ入力に加え同軸および光デジタル入力を備えます。また自動入力検出、幅広いリモート・コントロール・オプションなど様々な機能を搭載。F Oneは、ホーム・オーディオ・システムの究極のハブとして機能します。システムの再生レベルはワイヤレス・ボリューム・コントロールで変更できます。また赤外線リモコン・コマンドの学習機能や、有線によるボリューム・コントロール(オプション)もサポートします。
アクティブ・クロスオーバー
べース・マネジメント・システム
ISS™ テクノロジー
最適化されたアンプ
保護回路
ルーム・レスポンス補正
電子音響クロスオーバーは、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、それぞれを独自のパワー・アンプに供給し、そこから特定の周波数帯域に最適化された専用のトランスデューサーに接続できるようにします。
アクティブ・クロスオーバーにはデジタルとアナログがあります。Genelecのデジタル・アクティブ・クロスオーバーには、ドライバー保護、ディレイ、イコライゼーションといった付加的な信号処理が含まれています。
Genelecのアナログ・アクティブ・クロスオーバー・フィルターには、パワー・アンプの入力に適した低い信号レベルで動作する電子部品が使用されています。これは、パワー・アンプ出力の高い信号レベルで動作し、強い電流や場合によっては高い電圧を扱わなくてはならないパッシブ・クロスオーバーとは対照的です。
典型的な2ウェイ・システムでは、アクティブ・クロスオーバーにはウーファーに1つ、ツイーターに1つの計2基のパワー・アンプが必要です。
高品質アクティブ・スピーカーのフラットな周波数レスポンスは、クロスオーバー・フィルターのレスポンス、パワー・アンプのレスポンス、スピーカー・エンクロージャー内のドライバーのレスポンスとを組み合わせた結果です。
アクティブ・アプローチを採用することで、さまざまに異なる室内環境に配置されたスピーカー・システム全体の周波数レスポンス調整と最適化を、高価な外部イコライザーを使用することなく実施できるようになります。結果として、よりシンプルで効率と信頼性に優れた一貫性のある正確なアクティブ・スピーカー・システムとなります。
ベース・マネジメントの原理は、メイン・チャンネルとLFE(Low Frequency Effect)チャンネルの低域成分をメイン・システム・スピーカーや1台以上のサブウーファーに割り当てて再生されるようオーディオ信号の伝送先をコントロールします。
ステレオ再生では、20 Hz〜20 kHzの信号を再生する必要があります。大型のマルチウェイ・モニタリング・システムは、このような広帯域を均等に再生します。マルチチャンネル・オーディオの場合、業務用のシステムも民生用のシステムも各チャンネルから20 Hz〜20 kHzのオーディオを再生可能にする必要があります。これを実現する為に、サブウーファーとクロスオーバーを連動させる必要があります。
ベース・マネジメント・システムは、アナログ電子回路またはソフトウェア・ベースのフィルタリングを用いて、メイン・チャンネルの低域成分を1台以上のサブウーファーにルーティングします。
LFE専用チャンネルは、LFEチャンネルとして使用されているサブウーファーからモニターすることも、他のメイン・チャンネルの低域に追加することもできます。 全チャンネルの全オーディオ帯域を正確にモニタリングできるようにすることが、ベース・マネジメント・システムの基本的なあるべき姿です。
2013年初頭に導入されたGenelecのISS(Intelligent Signal Sensing)テクノロジーは、EUのErP指令とGenelec独自のサステナビリティ・ポリシーに基づいて開発されています。
ISS™ 回路は、スピーカーの信号入力を監視し、スピーカーが使用中かどうかを検出します。ISS回路により一定時間にわたって入力にオーディオが検出されない場合、ISS回路はスピーカーをスリープ状態に切り替えます。この場合、スピーカーの電力消費は0.5ワット未満になります。入力信号が検出されると、スピーカーの電源がすぐさまオンになります。基本的に、スピーカー・システムは作業が中断されるとすぐに節電状態に入ります。
また、各製品の背面には他のルーム・レスポンス・コントロールと並んで「ISS Disable」スイッチがあります。まず、スピーカーの電源スイッチが「ON」の場合、スピーカーのISS™ オートスタート機能(低消費電力のスリープ状態のオン/オフ)が有効になります。
ISS™ 機能が不要な場合、背面パネルの「ISS Disable」スイッチを「ON」位置に設定することで無効に切り替えることができます。この場合、モニターの電源のオン/オフはは電源スイッチでのみ切り替えることができます。
電源スイッチはモニターの電源を完全にオフにしてしまいますのでご注意ください。
電子音響クロスオーバーは、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、それぞれを独自のパワー・アンプに供給し、そこから特定の周波数帯域に最適化された専用のトランスデューサーに接続できるようにします。
典型的な2ウェイ・スピーカー・システムでは、アクティブ・クロスオーバーにはウーファーに1つ、ツイーターに1つの計2基のパワー・アンプが必要です。パワー・アンプはアクティブ・スピーカーのドライバーに直接接続されているため、パワー・アンプの負荷はシンプルかつ既知のものとなります。ドライバー専用の各パワー・アンプは、限られた周波数範囲のみ増幅すればよいため(パワー・アンプはアクティブ・クロスオーバーの後に置かれます)、設計も簡単です。
重大なオーディオ制作環境での作業では、モニタリング・システムがいつでも頼りになり確実に動作し続けるものであることが重要です。放送業界でGenelecがすばらしい成功を収めた大きな理由のひとつは、Genelec製品が持つ信頼性であり、その信頼性を支える重要な要素となっているのが、1978年から全製品に組み込まれている保護回路です。
保護回路は、信号レベルを検出することでドライバーの不具合を防ぎ、突発的なピークや高すぎるレベルが続く場合、自動的に信号レベルを下げます。もちろん、スピーカーの仕様範囲での作業時にこの機能が音質に影響を与えることは一切なく、不適切な入力信号によりスピーカーが破壊されてしまうことを防止するだけの機能です。
室内音響とスピーカーからの放射との間の相互作用は複雑です。たとえば、反響する部屋に対して吸音処理された部屋、または壁際への配置に対して壁から離れたスタンド上への配置といったように、部屋によってモニターのレスポンスは異なります。
Genelecのスピーカー・システムは、すべて室内の影響を補正してリスニング・ポジションでフラットな周波数特性が得られるようルーム・レスポンス調整が可能になっています。
Genelecのアナログ・スピーカー・システムは多様なルーム・レスポンス・コントロールを提供します。それには次のようなものがあります(モデルにより異なります)。
低域では、主要なコントロールが2つあります。シェルビング・フィルターとして機能するベース・チルト・コントロールと、さまざまな設置環境でシステムの低域と重低域のレスポンスを最適化できるベース・ロールオフ・コントロールです。大型のシステムでは、ベース、ミッドレンジ、トレブルの各レベル・コントロールが用意されています。これらのコントロールにより、さまざまなパス・バンド間の相対バランスを最適化できます。
各スピーカーの操作マニュアルとデータシートには、各種設置環境に対するルーム・レスポンス・コントロールの推奨設定のリストが記載されています。これらは長年にわたる実践からの経験とさまざまな音響環境の計測により導き出されたものです。
GenelecのSAMシステムは、総合的かつソリューション指向でありインテリジェントにネットワーク化された製品群を提供しており、すべてにGLM™ (Genelec Loudspeaker Manager)ソフトウェアと自動キャリブレーション・システムAutoCal™ が搭載されています。
Genelec AutoCalは、GLMコントロール・ネットワーク上の全モニターの測定、分析、調整を完全自動で行う業界初の統合プロセスを提供します。このシステムは、リスニング・エリア内のレスポンスを測定し、それに基づく補正を低域から中低域に適用して、室内音響の影響やさまざまなリスニング・ポジション間の差を最小限に抑えます。AutoCalは、相対レベル、距離による遅延、ネットワーク上の全サブウーファーのクロスオーバーの適正化(AutoPhase)などを調整します。
Acoustic Response Editorは、各モニターについて測定したレスポンス、フィルター補正、システム・レスポンスの正確なグラフィカル表示と音響設定の手動コントロールを提供します。
100 dB
40 W Bass (クラスD)
35 Hz - 85 Hz ("-6 dB")
⌀ 165 mm Bass
H 251 x W 305 x D 305 mm
5.6 kg
Toslink S/PDIF入力 x 1
コアキシャルRCA x 1
3.5 mmミニジャック・アナログ入力 x 1
RCAアナログ入力 x 3
RCAアナログ出力 x 2
低域カットオフ -6dB
35 Hz
高域カットオフ -6dB
85 Hz
最大音圧出力 30~85 Hz を平均した短期正弦波最大音圧出力、軸上、半空間、1 m
≥100 dB
残留ノイズレベル 半空間、軸上、1 m(A特性)
≤15 dB
高さ
251 mm
幅
305 mm
奥行
305 mm
筐体素材
ダイ・カスト・アルミニウム
ドライバー・タイプ
コーン
防磁シールド
直径
165 mm
40 W Class D
100−240VAC 50/60Hz
ISS™ 有効時
≤0.5 W
アイドリング時
≤7 W
最大出力時
70 W
入力 オプティカルToslink入力 x 1
入力 コアキシャルRCA入力 75 Ohm x 1
入力 φ3.5mmステレオミニ・ジャック(メス) x 1
入力 x 3 アナログRCA入力 (L、R、LFE) x 3
出力 x 2 2アナログRCA出力 (L、R) x 2
日々、数々の最新オーディオ機器に触れる評論家、土方久明氏がGenelec Gシリーズ・スピーカーとFシリーズ・サブウーファーを体験! その魅力をお聞きしました。
F one (B)またはF Two(B)の位相を設定するための詳細なチュートリアルについては、このビデオをご覧ください。
Genelec Gシリーズ・スピーカーとFシリーズ・サブウーファーをテレビと接続するのは簡単です。 このビデオでは、Darren Roseがその方法を説明します。※日本語の字幕をオンにしてご覧ください