DCW™

フラットな軸上/軸外レスポンスをもたらすDCW™ (Directivity Control Waveguide)

Genelecが1983年に当時卵形エンクロージャに使用したDCW™(Directivity Control Waveguide)の開発は革命的なアプローチでした。GenelecのDCWテクノロジーは、その後30年以上にわたって開発と改良がなされ、直接放射型のマルチウェイ・モニターの性能を大幅に向上させています。

DCWテクノロジーは、放射されるウェーブフロントを制御し、指向性(分散)パターンを調整できるようにします。指向性が均一でスムーズなものになるよう、目標としたのは、放射角を制限し、逸脱する放射を低減することでした。結果として、全体的な周波数特性が極めてフラットになり、電力感度も均一になりました。  先進のDCWテクノロジーは、初期反射を最小限に抑え、コントロールの利いた幅広いリスニング・エリアを提供し、軸上でも軸外でも正確なサウンド再現を実現します。

初期反射を最小限に抑え、指向性を制御して一定にすることには、もうひとつの重要な利点があります。それは、室内反射空間の周波数のバランスが、モニターからのダイレクトな空間と同じになることです。結果として、モニタリング・システムの性能の室内の音響特性への依存度が下がります。

サウンド・イメージの幅や奥行きは、あらゆるリスニング環境にとって重要な要素ですが、軸上のリスニング環境だけでなく、軸外のリスニング環境にも重要です。これは、エンジニアだけでなく、リスニング空間にいるその他の人々にも関係します。なぜならこれは、大型のコントロール・ルームでよくあるケースだからです。

 
DCW™ テクノロジーの主な利点:

  • より幅広い有効リスニング・エリアに対するフラットな軸上/軸外レスポンス
  • 直接音の反射音に対する比率が向上、室内音響の色付けを低減
  • ステレオとサウンド・イメージが向上
  • ドライブ・ユニット感度が最大6 dBに向上
  • システムの最大音圧レベルが向上
  • ドライバー・ユニットの歪を低減
  • キャビネット・エッジの回折を低減
  • システム全体の歪を低減

 

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