LIP™

LIP™ (Laminar Integrated Port)テクノロジーは正確な低域の再現を可能にします。

Genelecが開放式(バスレフ)エンクロージャを選択したのは、1978年に発表されたGenelec初のアクティブ・モニターS30にまでさかのぼります。レフポートの性能と効率を向上させるための研究はそれ以来継続されています。

一般的なレフポートのエンクロージャにはチューブと開口部があります。チューブ内での乱流を防ぐには、気流が鋭角にないようにする必要があります。乱流によって雑音、圧縮、歪、総放射エネルギーの損失が生じるからです。気流の速度を最小限にするには、チューブとその断面積が大きくなくてはなりませんが、しばしばエンクロージャの外形寸法が制約となります。利用可能な容積内に長いチューブを収めきれなくなるからです。

Mシリーズには、このような特定の問題に対処するため、エンクロージャの奥行きの半分にわたって伸びる開口部を持つ2本の開放チューブが備えられています。特許申請中のLIP™ (Laminar Integral Port:層流一体化ポート)は、超高オーディオ出力レベルであっても歪が低く、高能率を実現するよう、コンピューターに基づく有限要素モデルを使用して流量を最適化します。

レフポートは成型時にNCEエンクロージャに統合されるため、別途追加部品を必要としません。断面図(左)は、このポートの効率に優れたフロー特性を示しています。Mシリーズは縦置きを基本としており、壁寄せでモニターを簡単に配置できるよう、Mシリーズのポート開口部はモニター下の空間に下向きにあります。

斬新なこのLIP™ バスレフ・システムは、正確な低域の周波数特性を提供し、音響特性を忠実に再現できます。