Press Release

GLM 5.2


株式会社ジェネレックジャパン(代表取締役:村井幹司、本社:東京都港区)は、フィンランドのスピーカー・ブランド、Genelecが開発するSAM™(Smart Active Montor)シリーズ・スピーカーのセットアップ/キャリブレーション/コントロールを一括して行うことのできるマネージメント・ソフトウェア「GLM™(Genelec Loudspeaker Manager)」の最新バージョンとしてリリースされた「GLM 5.2」の各種日本語ドキュメントを公開しました。

GLM 5は、Genelecが提唱するオーディオ・モニタリング・エコシステム「UNIO」の中心を担うソフトウェアとして、設置場所に対してスピーカーを即座に最適化する強力なオート・キャリブレーションや、様々なスピーカー・レイアウトへの瞬時の切り替え、各スピーカーのミュート/ソロ、レベル・コントロールなどの直感的に操作できるモニター・コントローラーとしての優れた機能性を備えたソフトウェアです。

また、Genelecのスピーカーと同じくフィンランドを代表する工業デザイナー、ハッリ・コスキネンと共同でデザインされた9320A SAM リファレンス・コントローラーと強力に連携。GLM 5のメイン画面を踏襲したユーザー・インターフェースを備えた9320Aを使用することで、バックグラウンドでGLM 5が動いている場合でもグループ切り替えやMute / Dim、レベル調整など目的の機能を迷うことなくコントロールすることができます。付属する本社工場でひとつひとつ校正されたマイクロホンを使用することで、スピーディかつ高精度なキャリブレーション機能にアクセスできることも特徴です。

GLM 5.2

GLM 5.2では日本でも近日発売予定のパーソナル・モニタリング・システム「UNIO PRM」、そして個人ごとに異なるHRTF(頭部伝達関数)を使用することで完全にパーソナライズされたヘッドホン・モニタリングを実現するAural IDへの完全対応を始め、室内音響を詳細にレポートするGRADE(Genelec Room Acoustic Data Evaluation)レポートの強化など、多くの改善と新機能を実装しています。

GLM 5.2は、スピーカーからヘッドホンまで、ユーザーそれぞれの環境に最適化されたオーディオ・モニタリング環境を、これまでにないレベルでシームレスに実現できるソフトウェアとして大きく進化を遂げました。

詳細はジェネレックジャパンにお問い合わせください。


GLM 5.2

GLM 5.2

URL

www.genelec.jp/glm/


システム要件

Windows 10 – 11 (64bit)、macOS 10.13 – 15.x
※ GLM 5.2に関する詳細は、リリース・ノートをご参照ください。

GLM

GLM 5.2の ソフトウェア・ダウンロードおよび GLM オペレーティング・マニュアルは、MyGenelecよりダウンロードただけます。
MyGenelec へのアクセスおよび各種ファイルのダウンロードには、無料のユーザー・アカウントの作成、および簡単な個人情報の登録が必要となります。 アカウント作成後、 MyGenelec にログインし、「ソフトウェア」タブから「GLM」にアクセスしてください。MyGenelecへのアカウント作成方法、日本語メニューの表示方法は、をご参照ください。

※GLMソフトウェアに対応するSAM(Smart Active Monitor)スピーカーおよびサブウーファーはこちらをご参照ください。


GLM 5.2

これまでにない「リファレンス・ヘッドホン・モニタリング」を実現
「UNIO PRM」への完全対応
GLM 5.2

GLM 5.2は近日日本発売予定のUNIO PRMに完全対応。UNIO PRMを構成する9320A SAMリファレンス・コントローラーの設定を行うことができます。8550A リファレンス・ヘッドホンを使用する場合は、イヤーパッドの種類やケーブル挿入のチャンネル、さらに個体ごとに特性を管理したシリアルナンバーを入力することで、GenelecのSAM(Smart Active Monitor)を使用する際と同様にキャリブレーションされたニュートラルなサウンド再生を可能とします。

GLM 5.2

単品でも販売される9320A SAM リファレンス・コントローラーは、8550A以外のヘッドホンを組み合わせることも可能です。その際もGLMソフトウェアから設定画面にアクセスし、ヘッドホンに合わせて9320Aの出力をEQでコントロールすることができます。なお、ヘッドホンの設定は9320Aのグループプリセットごとに個別に設定/保存ができることも特徴です。

GLM 5.2はスピーカーでもヘッドホンでも、最適化されたモニタリングを実現するソフトウェアへと、大きな進化を遂げています。

GLM 5.2
9320AのヘッドホンEQの設定画面



GRADE(Genelec Room Acoustic Data Evaluation)レポートが
すべてのキャリブレーション・データの対応へと進化
GLM 5.2

Genelecのスピーカーを設置した室内の音響特性、キャリブレーションと同時に分析したレポートを提供するGRADEレポートの機能がさらに進化。これまでの最新のキャリブレーションデータのみの対応から、GLM 5.2.0以降で行われたすべてのセットアップ・ファイルのキャリブレーションデータで利用できるようになりました。

これにより、室内音響の改善の際に過去のデータと比較することがより容易となり、さらに理想的な環境への改善をサポートします。

※GRADEレポートは12回まで無償で提供、それ以降は30ユーロ/6回、50ユーロ/12回、100ユーロ/年間サブスクリプションで提供されます。追加の購入はMyGenelecの「Shop」メニューから行えます。

GLM 5.2
MyGenelecではGradeレポートの残数の確認や追加購入が可能



15種類のクロスオーバー周波数が設定可能になった
ベースマネージメントなど様々な新機能を追加


GLM 5.2

サブウーファーをベースマネージメントで使用する際に、設定できるクロスオーバー周波数が全15段階(+Full Band)に拡充。これにより設置した部屋の環境やセッティングに合わせたサブウーファーの活用可能になります。

この他にも、メインメニュー項目の見直しにより、ファームウェアの更新やバックグラウンドで動作している場合の情報パネルを常に表示させることも選べるようになったなど、ユーザーの使い勝手をさらに向上させる多くの機能の追加や見直しを行っています。


Genelec

Genelecのミッションはサウンドをできるだけ忠実に再現することで、お客様の夢を叶える手助けをすることです。Genelecは1978年以来、高品質のスタジオ・モニターおよびアクティブ・スピーカーを開発し続けております。他の追随を許さないGenelecの研究開発への取り組みは、数々の業界初となる製品を生み出し、アクティブ・モニターで業界を牽引する存在として活躍しています。株式会社ジェネレックジャパンは、日本のお客様に対するサービスとサポートをさらに強化し、Genelecブランドおよび革新的技術を皆様にご紹介しています。
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Genelec10

スペシャル・コンテンツ「Genelecを選ぶ10の理由」を公開中。Genelecは、およそ半世紀にわたり「リファレンス - 基準」を追求し、高品質のスタジオ・モニターおよびアクティブ・スピーカー・システムを提供しています。そのサウンドや北欧デザインと品質が評価され、今ではホーム・オーディオ/ホームシアターや店舗/公共スペースなどにも採用されています。ここでは、なぜジェネレックが選ばれているのかを、10の理由と共にご紹介します。
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