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ビョークのインスタレーション「エコラリア」、アイスランド国立美術館にてGenelecが演出
Reykjavik Arts Festival202659GenelecBjörkEcholalia

本記事では、20年以上Genelecを愛用しているビョーク本人のコメントも交えながら、インスタレーションのコンセプトや、展示におけるGenelecのスピーカーの活用方法についてご紹介いたします。

ビョーク「エコラリア」

このプロジェクトは3つの大規模なインスタレーションを中心に構成され、ビョークの芸術世界への感覚的な旅へと来場者を誘います。会場では、作品『Ancestress』『Sorrowful Soil』、そして新たに発表された『Nerve Bloom』を展示。アイスランドの人里離れた谷を舞台にした『Ancestress』は、ミュージシャンやダンサーによる儀式的な行列を通じて、生命の循環性を表現しています。『Sorrowful Soil』は9部構成の合唱曲で、カノン風のメロディが3つの歌手グループの間を行き来する、多声合唱のレクイエムです。また、ビョークは展覧会「Echolalia」のオープニングで、『Nerve Bloom』も初披露し、近々リリースされるアルバムからの新曲を観客へ初めてお披露目しました。

ビョーク「エコラリア」

本展は、従来の回顧展という形式にとどまらず、音、空間、そして感情が観客の体験の中心となる没入型の環境として、その形式を再構築しています。30台のスピーカーからはそれぞれ、ソルギェルズル・インゴルフスドッティルが指揮するハムラリズ合唱団の歌声が1人ずつ流れます。ここでは、「音」が展覧会の雰囲気や感情的なつながりを形作る上で中心的な役割を果たしています。マルチチャンネル・オーディオシステムは、ビョークの芸術的なビジョンを支えるよう念入りに設計されており、来場者はアーティストが意図した通りに作品を体験することができます。

ビョーク「エコラリア」

Genelecとの長年にわたる関係や、「Echolalia」における音の役割について振り返り、ビョークは次のように語りました。

「私は20年以上Genelecを使い続けています。Genelecは、どんな音も滑らかに聴かせてくれるのです。この展覧会にはスピーカー・インスタレーションがあり、『Sorrowful Soil』では各歌手の声を個別に再録音しました」

ビョーク「エコラリア」

Genelecは長年にわたり、芸術・文化空間における空間オーディオの発展を支援し、没入型のインスタレーション環境に対応したスピーカーシステムを開発してきました。今回のコラボレーションは、音、空間、そして芸術的表現が有意義な形で融合するクリエイティブな活動を支援するという、Genelecの継続的な取り組みを反映しているとも言えます。

3つのインスタレーションに設置された計30台のスピーカーは、GenelecのThe Onesシリーズである834183518361モニターに加え、7370および7380 SAMスタジオサブウーファー、そしてSmart IP 4430テクノロジーにて構成され、さまざまな空間環境において柔軟かつ正確な音響再生を実現しています。巡回展として開催される本インスタレーションでは、すべての会場でGenelecのスピーカー・システムが採用されたことで、一貫したリスニング環境が実現されています。

ビョーク「エコラリア」

グラミー賞にノミネートされたレコーディング・エンジニアであり、「Echolalia」の音楽監督を務めるベルガー・ソリソンは次のように語ります。

ビョーク「エコラリア」

「私たちは『サウンド・ファースト』という考え方を基に、この展覧会の制作に取り組みました。これまでにない素晴らしい音を実現したかったのですーーー。私たちは長年にわたり制作でGenelecのスピーカーを使用してきました。Genelecなら、私たちが求める音を確実に再現してくれると信じているからです」

ビョーク「エコラリア」