Daichi Yamamoto
「G Oneは音がすごく滑らかで空間全体が鳴っているような豊かなイメージ」
Genelecはプロが使う
信頼できるブランド
―― ご自宅の環境にGenelecの『G One』を導入していただきました。モニタースピーカーなどリスニング環境は定期的にアップデートされているのでしょうか。
Daichi Yamamoto あまり頻繁には変えないですね。3〜4年に1回くらいのペースだと思います。これまで使っていたスピーカーも大体4年くらい使っていましたし、そろそろ新しいものを試してみようかなというタイミングでした。
―― 『G One』はブラック、ホワイト、RAWフィニッシュの3色展開ですが、今回ホワイトを選ばれた理由を教えてください。
Daichi Yamamoto 最近、自分の本当に好きな色を選ばずに、何にでも合わせやすいからという理由で無難な黒を選んでしまうことがよくあったんです。でも、そういう流れを変えて、純粋に自分の好きな色を選んでみようと思いました。もともと白が好きですし、この丸みを帯びたフォルムには白が一番合うんじゃないかなと。

―― 実際に手元に届いて、実物をご覧になっていかがですか。
Daichi Yamamoto すごく可愛いです。実は留学していたイギリスの大学のスタジオで貸し出されていたスピーカーがすべてGenelecだったんです。今回実物を見て、当時の記憶が蘇ってきて、少し懐かしい気持ちになりました。
―― 大学のサウンド系の教授やご友人もGenelecを使われていたそうですね。もともとブランドに対してどのようなイメージを持っていましたか?
Daichi Yamamoto 大学の教授も、ミックスをお願いしていた友人もGenelecを使っていたので、「プロが使う信頼できるブランドなんだな」という確固たるイメージがありました。当時は自分自身があまり機材に詳しくなかったので、友人がGenelecから他のブランドに乗り換えたタイミングで、自分もそっちに合わせてしまったんです(笑)。だから、あの時もしそのままGenelecを選んでいたら、ずっとGenelecユーザーだったかもしれません。
―― 実際にレコードプレーヤーなどを繋いで『G One』の音を鳴らしてみた率直な感想はいかがですか?
Daichi Yamamoto 以前使っていたスピーカーがもう少し硬い音だったのもあると思いますが、『G One』は音がすごく滑らかな印象を受けました。ドラムや低音の鳴り方に特徴があって、角張っていないというか。音が直線的にぶつかってくるのではなく、空間全体が鳴っているような豊かなイメージがありました。

―― サイズは非常にコンパクトですが、パワーについてはいかがでしょうか。
Daichi Yamamoto サイズに対して、想像以上に大きな音が出ると感じました。出そうと思えばかなりしっかりとしたボリュームが出ますし、逆にそこまでボリュームを上げなくても、聴きたい音量でしっかりとディティールを届けてくれる。だから、無理に音量を上げる必要がないスピーカーだなと思いました。
―― ヒップホップなどクラブミュージック寄りの楽曲において、このサイズでの低音の表現力や、キックとベースの分離感はどう感じましたか?
Daichi Yamamoto 部屋でプレイするにはちょうどいい低音の表現力な気がしました。いい意味でねっとり、ベースとキックが鳴っている印象がありましたね。ここ数日はこのスピーカーで制作していますが、前はヘッドホンから漏れる音量で制作していたので、そのニュアンスの音量感で出しながらしっかりと聴けるのでいい感じです。
―― ヒップホップやトラップなど、レンジの広い現代的な楽曲を再生した際、解像度の高さを感じる部分はどこでしょうか?
Daichi Yamamoto 解像度は小さいボリュームで聴いても、曲の構造が聴き取れる印象で、鍵盤辺りの音域の鳴り方が好きでした。キックのアタック感もアナログっぽい温かさがある気がして良かったです。
No Moreをぜひ聴いてほしい
G Oneで気持ちよく表現される

―― ご自身の楽曲の中で、まず最初に『G One』で聴いてほしいアルバムや曲はありますか?
Daichi Yamamoto 前作のアルバムは、ミックスの優しい部分を『G One』がすごく綺麗に出してくれています。逆に最新作の『Radiant』はボーカルも含めてかなりパンチが出ているので、それがこのスピーカーでどういう風に聴こえるのか、対比として聴き比べてみてほしいですね。
―― 特にこの曲を『G One』の環境でリスナーに聴いてほしい、という曲はありますか?
Daichi Yamamoto 「No More (feat. 鈴木真海子)」はぜひ聴いてみてほしいです。トラックだけでもずっと聴いていられるくらい大好きな曲なんですが、優しさとアブストラクトな雰囲気が共存していて。その「優しさ」の部分が『G One』ならすごく気持ちよく表現されているので。
―― 『G One』は配線もシンプルで持ち運びもしやすいケースも付属しています。ツアー先のホテルなど環境を変えてこのスピーカーで作業やリスニングをしてみたいと思いますか?
Daichi Yamamoto 今年の1月に小笠原諸島へ行って、現地でトラックメーカーと制作をしたんです。でも『G One』ならサイズ感的にスーツケースに入れて持っていけますし、スタンドも一体型なのでセッティングも簡単ですよね。島によく行くので、次の旅にはぜひ持っていきたいなと思いました。
―― 最後に、『G One』を導入されたことで、今後のリスニングや制作環境をどのようにアップデートしていきたいですか?
Daichi Yamamoto 次に引っ越す予定の場所には防音室がついているので、そことリビングに今回の『G One』とこれまでのモニタースピーカーを置いて、2つの異なる環境でミックスチェックができるようにしたいなと考えています。これからの音楽制作がさらに充実しそうで楽しみです。
<フルインタビューはリアルサウンドテックで>
普段の音楽の聴き方やリスナーに『G One』で聴いてほしい曲までを語ったDaichi Yamamoto氏のフルインタビューは、音楽カテゴリー、映画カテゴリー、テックカテゴリー、ブックカテゴリーで構成される、総合カルチャーサイトのリアルサウンドテックでご覧頂けます。
Daichi Yamamoto
プロフィール 1993年京都市生まれのラッパー/美術家。日本人の父とジャマイカ人の母を持つ。18歳からラップとビートメイキングを始め、京都を中心にライブを行う。近年、SoundCloud上に発表した音源が話題を呼び、JJJ(Fla$hBackS)やAaron Choulai、Kojoe、The Nostalgia Factoryらとコラボした楽曲を次々に発表。Eleking誌のインタビューで、Olive Oilが「好きなラッパー」として言及するなど、注目が高まっている。 また、2012年からロンドン芸術大学にてインタラクティブ・アートを学び、フランスのワイン会社とコラボしたアート作品"Dégorgement"や、Pongのバー操作を声の高低で行う"Voice Pong"を制作。後者はロンドン・サイエンス・ミュージアムにて展示が行われた。さらに今年、数枚のレコードを継ぎ接ぎして新たな一枚のレコードへと作り変えた作品"Broken Records"を、スウェーデン出身のシンガーtoffeのリリースパーティーで展示。鑑賞者をパフォーマーへと変える彼のインスタレーション作品には、ラッパー=パフォーマーとしての経験が反映されており、アーティスト側からも高い評価を得ている。
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