南インドのプレミアムなホーム・シアター・プロジェクトを支えるGenelecのスピーカー

シアター・ルームを含む住宅の設計は、インドのベンガルール（旧称バンガロール）に拠点を置き、高級住宅の設計を得意とすることで有名な建築会社、PR Design Groupによるものです。またシアター・システムの設備導入は、エンターテインメントとスマート・ホーム・オートメーションを専門とするMark Technologies傘下のCinespaが担当しました。

Cinespaの経営者P.R. Srenivasan（通称“Sreni”）は、見事なGenelecイマーシブ・スピーカー・システムが設置された自社のショールームへ今回のお客様を招いた時のことを、「彼らはそれほど予算を組んでいませんでしたが、デモを一聴してその素晴らしいサウンドに驚いていました」と振り返ります。

「Genelecスピーカーを使用した没入感のあるデモが決め手となりました。サウンド、性能、そして世界の一流スタジオやAV設備で認められているプレミアム・ブランドとしての歴史。Genelecは、まさにお客様が求めるホーム・シアターのイメージそのものだったのです」

ただし、設計やコンフィギュレーションに関して、いくつかの課題がありました。

「お客様はAuro-3DとDolby Atmosのフォーマットをいずれも導入したいと希望していましたが、空調ダクトの位置の関係からAuro-3D用スピーカーを配置するための十分な高さが確保できませんでした。また部屋の外にラックを設置する十分なスペースもなかったため、アクティブ設計のスピーカーを採用するしか選択肢はありませんでした」

Genelecのサウンド・システムは、
最高のイマーシブ・オーディオ体験を提供します。

最終的にCinespa社は、合計16台のGenelecスピーカーを設置しました。スクリーン裏側にはL/C/Rシステムとして3台のS360が採用されています。リファレンス品質の性能、高い音圧レベル、コンパクトなサイズ。これらすべてを併せ持つS360は、Dolbyフィルム・ミキシングを含む要求の厳しい映画、ポスト・プロダクション、音楽制作に最適で、Dolby Atmosセットアップでのシネマ・オーディオ再生に理想的なスピーカーです。部屋の側面と背面には6台のパワフルなAIW26壁埋め込み型スピーカーがさりげなく設置され、透明度の高いサラウンド・サウンドを提供します。また天井には8340 SAMスタジオ・モニター6台が設置され、 9.1.6のイマーシブ構成を実現しています。プロセッサーやメディア・オートメーション用機器と共にスクリーンの下側に配置されたサブウーファー7382は、エレガントな木製パネルですっきりと隠されています。

「スクリーンの下にしか機器を置くことができないので、十分な換気を確保するために多くの工夫が必要でした。簡単ではありませんでしたが、結果にはとても満足しています」とSreni氏は話します。

壁と天井にはポルトガルVicousticによる最新の吸音パネルが設置されたほか、Sony製プロジェクター、直感的に操作できるCasadigi製メディア・オートメーションおよびコントロール機器、Lutron製照明コントロール機器など、ハイ・スペックな機器で構成されたプレミアムなホーム・シアターとなりました。また、ドイツMoovia製のフットレストと背もたれは高級イタリアン・レザー仕上げで、電動によるリクライニング調整にも対応しています。

「この美しいホーム・シアターを実現できたことを、とても誇りに思っています。Genelecのサウンド・システムは、このようなラグジュアリーでハイ・スペックな環境に相応しい、最高のイマーシブ・オーディオ体験を提供してくれます。弊社のイマーシブ・ショールームで初めて詳細な打ち合わせとデモを行った際、ご家族全員が妥協のない最高のシステム構成を希望していました。そして彼らはGenelecスピーカーが持つ自然なサウンドをとても気に入り、Genelec以外は考えられないとまでおっしゃったのです。建築家と私たちは世界最高のソリューションを提案し、それら全てをご承認いただきました。このような格調高いプロジェクトに携われて光栄です。間違いなくインドで最高のホーム・シアターのひとつです」

世界最高のソリューションとして
Genelecが採用されました。

3 x S360 SAM™ スタジオ・モニター

6 x AIW26B 壁埋め込み型アクティブ・スピーカー

6 x 8340A SAM™ スタジオ・モニター

1 x 7382A SAM™ スタジオ・サブウーファー