やすだちひろ - 「G Oneは伝えたい音がそのまま聴いてもらえる」

コスパもよくてスペースも取らないG Oneは
コンパクトだけどパワフル
―― 普段はKlang Rulerの楽曲制作でもGenelecのスピーカーを使用されているそうですね。サウンドはいかがですか?
やすだちひろ 初めてGenelecの音を聴いたときは「音デカい!」とびっくりしました(笑)。楽曲のアレンジは響きで調整していくことが多いので、バンドとしてはかなりお世話になっています。
もちろんミックスやマスタリングの際、iPhoneやスマホで再生したときによく聴こえるのも気を付けるポイントではあるんですけど、良い聴取環境なら聴こえなかった音を発見してもらえるんじゃないかなと。
―― Genelecで聴けば、制作時に聴いている音がほぼそのまま体感できるということですね。
やすだちひろ はい。私たちが伝えたい音がそのまま聴いてもらえると思うので、ぜひGenelecで体感してほしいです。Genelecの『G One』はコンパクトだけどパワフルという印象ですし、まずひとつ良いスピーカーがほしい人にとってはコスパもよくて、スペースも取らないし手を出しやすいと思います。
―― ご自分の楽曲をGenelecの『G One』で聴くとしたら、どの曲を聴きますか。
やすだちひろ POLYなら1番最初に出した「post truth」ですかね。歌に対して考えがあまりなかったころに作った曲なんですけど、「こういう電車の音を入れたい」「ここで生活音を入れたい」とお願いしながら、こだわって作りました。細かい部分まで聴いてもらえたら嬉しいです。
Klang Rulerだと配信したばかりの「Teenage Blue」かな。バンドとして楽器のレコーディングっていままでなかったんですけど、今回は全員ガッツリ録音しているので各メンバーの音を聴いてもらいつつ、疾走感を味わってほしいです。
―― ちなみにバンド活動と、やすださんのソロプロジェクトである「POLY」とでは、アウトプットの仕方を変えていますか?
やすだちひろ あくまでKlang Rulerはメンバー5人で作る音楽だという意識が強いです。バンドの強みはyonkeyというトラックメイカーがいることだと思うので、そこに自分が何をできるかは考えていますね。
POLYに関してはずっと応援してくれるファンとコミュニケーションを取りながら、そのときに自分が好きな音楽を表現するような感じです。
ファッションも音楽も「サステナビリティ」が大事
―― Genelecの『G One』のデザインについてはいかがでしょう。
やすだちひろ アルミ素材そのままのRAWフィニッシュを見て驚きました。「北欧の家具みたい!」って。音楽業界だと「機材の中身が1番」というイメージがあるので、インテリアやデザインにこだわりたい人にも刺さるなと思います。
デザイナーズのコンクリートむき出しのマンションのような無骨さを感じました。私自身は「家具を白で統一したい」といったようなこだわりはないのですが、存在感がしっかり感じられる家具が好きですね。
―― GシリーズはRAWフィニッシュ、ブラック、ホワイトの3色から選べ、店舗用モデルでは120色のRALカラーでオーダーもできる様ですが、もし自分で色を選ぶとしたら?
やすだちひろ このRAWフィニッシュも好きですが、選ぶならパープルですかね。やっぱり見た目がカッコいいと勧めやすいですから。人が受け取る情報って視覚的要素が約8割って言うじゃないですか。興味を持つビジュアルがあるからこそ、音を聴きたいという人も多い気がします。
―― Genelecはリサイクルアルミを採用するなどサステナブルを大事にしているのも特徴です。
やすだちひろ そういった面に気を配られているスピーカーがあるなんて初めて知りました。とくにアパレル業界は在庫焼却が多いビジネスなので、資源の無駄遣いはできる限りなくしたいとは思っていて、私のブランドも受注生産をメインにしているんですよ。
スピーカーひとつ、そういったいろんな視点から選択できることで、日々の生活も変わってくるんじゃないかなと思いました。意識の高いアーティストほど、そういうところまで気を配って発信している印象があります。音楽も自分の発信しているものとトーンだったりとか雰囲気が一致しないと、どこかで違和感が生まれてしまうんです。
<フルインタビューはリアルサウンドテックで>
普段の音楽の聴き方や『G One』で聴いてみたい音楽、そしてツアー情報までを語ったやすだちひろ氏のフルインタビューは、音楽カテゴリー、映画カテゴリー、テックカテゴリー、ブックカテゴリーで構成される、総合カルチャーサイトのリアルサウンドテックでご覧頂けます。
やすだちひろ
プロフィール アーティスト・ファッションデザイナーとして2019年よりソロプロジェクトPOLYを始動。POLY(ポリ)とはPOLYの名前の由来である“polyphony”とは、複数の独立した声部(パート)からなる音楽のこと。また、“和音”や“重なり”のような意。POLYはファッション、音楽、アートなど、一つのカルチャーとして色々なコンテンツを融合させながら、制作を行っている。
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